ウォータージェット工法

超高圧水(100~300Mpa)を小口径ノズルから音速以上で噴射し、その速度エネルギーを持たせた水によって鋼構造物・コンクリート構造物のライニング剥離・ハツリ・洗浄する技術です。引火性が無く粉塵も発生しません。

ウォータージェット工法の
ここに注目

水だから環境も対象物も傷つけにくい

水のみでの施工のため発生する産廃は塗膜片だけとなり産業廃棄物の発生を抑制できます。また水であるため硬度の強い鉄板を大きく傷つけることはありません。また湿式工法のため粉塵の発生が抑えられます

バキューム車
スピンジェット

ウォータージェット工法の種類

湿式・剥離工法

(超高圧245Mpaウォータージェット工法)

超高圧水により被膜の剥離に用いられます。水(25~35ℓ/min)程度必要です。橋梁・プラント・修繕船の塗膜・FRP・ゴムライニング剥離を得意とします。別名ウォーターブラストとも呼ばれ湿式ブラスト工法の一つとなります。

湿式・ハツリ工法

(超高圧245Mpaウォータージェット工法)

超高圧水によりコンクリートのハツリに用いられます。水(25~35ℓ/min)程度必要です。ハツリ時のマイクロクラックが発生しない為、断面修復後の密着性が高く剥落等のトラブルがありません。

湿式・表面処理(目粗し)工法

(超高圧245Mpaウォータージェット工法)

超高圧水によりコンクリートの目粗しに用いられます。水(25~35ℓ/min)程度必要です。表面脆弱部を効率的に除去する事が出来、マイクロクラックが発生しない為、ライニング等の修復後の密着性が高く剥落等のトラブルがありません。建築物のタイルの剥落防止等にも採用されています。

湿式・洗浄工法①

(超高圧245Mpaウォータージェット工法)

超高圧水により鋼構造物やコンクリート面などの洗浄に用いられます。水(25~35ℓ/min)程度必要です。表面に付着している異物や汚れを効率的に除去する事が出来ます。超高圧により洗浄効率が良く他工法に比べ工期を短縮できます。

湿式・洗浄工法②

(高圧50Mpaウォータージェット工法)

高圧水により鋼構造物やコンクリート面などの洗浄に用いられます。水(10~20ℓ/min)程度が必要。高圧装置は超高圧装置に比べ小型な為、スペース的に4tトラックが侵入できない現場などで活躍します。